Ryan

クロノス・コントロールのRyanのレビュー・感想・評価

クロノス・コントロール(2017年製作の映画)
2.4





ストーリー
世界的なロボット制作会社が、あらゆる戦争を終結させるために開発したロボット「クロノス」が完成したことを発表する。しかし、そのロボットによって人類はほぼ絶滅してしまう。生き残った少年と少女は、ロボットから逃げ回りながら安息の地を探し求める。


主演 ジョン・キューザック


CGの技術すごい!
映像が綺麗すぎてウォシャウスキー姉妹の様な世界観!
しかし!技術は凄いが、脚本は凡人。
マジで面白くない。
素晴らしい映像表現により、新しい船のデザインや魅力的な世界観、それを表現できるだけの時間とコストがあるのにストーリーだけがコテコテ。
面白くない映画に絶対ありそうな展開ばかり。
ターミネーター&トランスフォーマーを混ぜた様な世界観なのに残念。


まず、これだけ映像表現が良いのに既存のストーリーラインを使用しているのが良くない。
SFとはこうあるべき!なお手本を参考にしたのは間違い無く、映像を見せるために"あえて"面白くないプロットにしたのか?と思えるほど酷い。
主人公2人の男女が100年経った世界で1からウォーキングデッドを始めようとした時には「マジかよ…」と絶句した。

ジョンキューザックはサブキャラでほぼ出てこない。

序盤の主人公2人のシーンで、変な既視感を覚えた。
クロスボウ、2人、ナイフ、焚き火、肉…。
ウォーキングデッドとは違った既視感。考えついた結果、実写版「モンスターハンター」。あの面白くなさが備わっている。

全体的にこの監督には芸術性は感じられなかったので、他の監督のもとで力を発揮できそう。歳を取って監督した方が良さげなタイプとみた。
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