このレビューはネタバレを含みます
スペインっていじめられっ子もわりとイリーガルなことするんだな(偏見
これはこれでジュブナイル…なのか?
ダークジュブナイルというよりは視野が狭すぎる? 自己愛で偏り過ぎた? 加減を知らない子供達の話
特にアリツ
常識がなく加減もない先々を考えもしない、そして沸点も低い。1番お近づきになりたくないタイプ
これが良心の欠落というやつか
基本的には無駄に行動力のあるスクールカースト最下層民によるタチの悪い青春譚という感じだが、ところどころ映像と音楽がミスマッチで妙にコミカルな印象が残る
比較的近い主題の映画だと『super dark times』が好きすぎて、この手の作品はどうしてもそれと比較してしまう。
そちらと比べると、本作は「友人が起こした殺人」という転落も軽い印象がある。
アリツがあまり深刻に捉えていなそうだからか?
殺人が現実にあったことか嘘か、あるいは幻覚なのか視聴者視点ではわからないから?
あるいはアリツの孤独が理解しにくいからか。
「ぼくのどこがいけない?
何が問題なんだ?
両親のしつけ? 育った環境か?
悪いけど これが僕という人間だ」
それにしてもタイトルはもうちょっと何かあったのではないか