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8月15日のerlbachのレビュー・感想・評価

8月15日(1973年製作の映画)
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アケルマンの作品に登場する無言の時間が私は大好き

パリにいるフィンランド人女性のモノローグは、カタコトの英語でずっとまごついていて、ゆっくりでなんとなく自信なさげ

語られる内容は街なかで経験したことが大半だけど、映されるものはずっと室内にいる彼女の姿だけ。
異国の地で感じる孤独が滲み出てる気がする。

無言の時間もそうだし、キッチンの話とか、食べる人を真正面からとらえる構図とか、アケルマンだなぁって感じ
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