スタン・ゲッツがブロウするジャズボッサのオープニングテーマで期待してしまうけど、ヨーロッパのアート映画を真似たけど出来損ないになってしまったという感じでした。
意味は分からないけど街中でピョンピョコとトランポリンをやっているイメージとかカッコ良いのに映画の流れにハマっていなかったような。そんなところが多い。ずばり言えば、つまんないアヴァン映画。
お楽しみの藤原釜足は予想はしていたとはいえ完全に妖精キャラでセリフさえない。可愛らしいけれども。意外にも唯一の海外作品らしいけど、これではちょっと可哀想というか勿体ない。アーサー・ペンは『隠し砦の三悪人』が好きで招聘したんだと思うんですが少し頭が悪いですよね。ちゃんと考えて配役して欲しいものです。