先日の「侍タイムスリッパー」鑑賞の流れで、同監督作品、出演者を観に行きたく思い、行った。
普段何気なく口にしているお米と、育成方法や育成過程を何となく知った風でいる、「リアルな稲作」の何たるかを突きつけられ、あれほどまでの莫大な投資が必要、ということを知らされ、本当に、稲作農家の方々に頭が下がった…
昔のお百姓さんは、さぞかし大変だったろうなぁ…熱意や義務感だけではとても続かない…でも稲作の知恵も深いものばかり。
思いもかけないきっかけから、その大変な世界に足を踏み込んだ主人公の戸惑いと、焦りと、絶望と、希望がひしひしと伝わって来た。間が抜けている様でいて、真摯に主人公を助ける若者の気持ちに同化し、何より、父の農業に対する思い、娘を思う気持ちに、胸が熱く締めつけられた。
そして、本作監督の、撮影に止まらない、携わり振り(照明や何やら、かにやら、もの凄い😳)が、半端ない。
