ワンコさんの映画レビュー・感想・評価

ワンコ

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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

4.0

【RBGも元エンジェル!?】

エンドロールまでちゃんと見てくださいね。

先般、バッドボーイズのレビューで、変わるアメリカのヒーロー像っての、Eテレの海外ドキュメントを引用して書きましたが、これも同
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.3

【省みることの外側にいる人間】

町山さんが、ラヂオ(わざとこう書いてます。こう書くのが好きなんです)で、ヘレディタリーに続いて面白いと言っていたように思って、観に行きました。

前作に続いて、人間が
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名もなき生涯(2019年製作の映画)

4.5

【曖昧な正義と客観性】

この映画を観て、僕達の正義とか、客観性が如何に曖昧で、ご都合主義なのかを考えてしまった。

信念や勇気に心を揺さぶられた他に、何かしっくり来ない感想もあるように思う(低評価で
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Red(2020年製作の映画)

4.2

【日本人の色彩感覚と、女と男の物語のコラージュ】

作中に出てくる本は、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」だ。

それは、関東大震災の後、谷崎潤一郎が移り住んだ関西(確か、神戸だったかな?間違ってたらすみません
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.4

【始まったアメリカ大統領選挙、女性たちの宣戦布告】

「魚は頭から腐る」
最近、どこかで聞いたフレーズだ。

FOXは、共和党のために設立されたメディアだ。
自らを保守系メディアと云う場面があったが、
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

4.5

【氷山の一角】

この映画公開後も、インチキでデタラメな政権運営が詳らかになり、映画の内容が陳腐化してしまったように感じる僕だけだろうか。

新年早々、Eテレの「100分de名著・新春スペシャル・ナ
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.2

【そんなにモテたら、お金続かないよなあ】

なんか、やっぱり太宰はナルシストなんだと改めて思う。
多分、それを踏まえて、この未完の小説の映画化に臨んだのだと思った。

読書芸人さまさまですね。

実は
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影裏(2020年製作の映画)

4.3

【そもそも原作が難解…】

東京の浅草・浅草寺に、影向堂と云うお堂があって、これを(ようこうどう)と読みます。
実は、影裏も経文の一部として知られていて、(ようり)と読むのが正しいとされています。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.8

【スコフィールドの伝えようとしたもの】

僕が、このワンカットの映像で、より強く感じたのは、危険と隣り合わせの戦場を横断し、目的地に向かって突き進む伝令のリアリティもそうだが、意外にもスコフィールドの
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

【僕らの人生の物語として】

この映画の原作タイトルは「あなたの人生の物語」。
映画の原題タイトルは「アライバル」。
邦題タイトルは「メッセージ」。
結構、苦労の跡が窺える。

原作タイトルにSF的な
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静かな雨(2020年製作の映画)

4.0

【記憶】

昔、僕の友人が、レクレーション中に、誤って頭を強く打って、その前の二日くらいの記憶が無くなったことがある。

どうやってそこに行ったのか、誰とそこに行ったのか。
消失してしまったのだ。
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ファンシー(2019年製作の映画)

4.5

【嘘のような世界、現実の世界】

いろいろなレトリックを散りばめて、嘘なのか現実なのか、曖昧な世界をコラージュのように綴っていく。

(郵便配達)は、嘘のようなポエムの世界と、暴力と死が溢れる現実の世
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.5

【ガラパゴス】

怖いっていうか、気持ち悪いよなあ。

僕の田舎には、治水とか、水質改善とか、発電とかの多目的ダムが複数あって、中でも最大のものの底には集落がまるまる沈んでいます。
幼い頃、その集落の
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.8

【冒険その2 、岐路】

この映画は切ないけど、楽しい。
そして、なんか勇気をくれる。

レビューのタイトルを、冒険その2としたのは、昨日観た「37セカンズ」も冒険の物語だと思ったからだ。

ザック、
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.8

ストリップ業界のウォールストリート物語だ……!レビューしづらい……。以上

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.8

【冒険】
これは、ささやかだが、実は大きな大きな冒険の物語だ。
障害者が主人公だからとか、そんなことで、もし躊躇してるんだったら、とにかく、観に来て欲しい。

一歩踏み出せば、誰か知らない人が助けてく
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.8

【「純粋」「無垢」「純潔」「威厳」】
前半は、老紳士風の詐欺師のおじさんを、未亡人風のおばさんが、とっちめる展開かなと思っていたが、後半は思いもよらない展開だった。

少し出来過ぎなストーリーかとも思
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ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

4.5

【選択の自由】

May you live a long life!

長く生きていれば、いろんなことがある。

そして、自分で乗り越えなくてはならない困難や課題もある。
自ら課してようが、課してまい
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

【理由とか動機とか】
探偵ものの王道だ。
いつも思うことだが、物語であっても、犯罪にはきちんと理由とか動機があってほしい。

単なる偶然の事故や出来事が理由や動機だったり、
えっ!?そんな第三者がいた
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

4.0

【変わるヒーロー像、クローンも息子も強いんだね】
昨夜(1月31日)、Eテレの海外ドキュメンタリー番組を紹介する「ドキュランドへようこそ」で「男子の美学(リアル・メン)」というプログラムをやっていた。
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嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.5

【思い出す曜変天目疑惑】
去年か一昨年、某局の〇〇鑑定〇に曜変天目らしき茶碗が鑑定に出されて、〇〇鑑定士が、「これは凄い!曜変天目です!」と言い切って、その後、さまざまな(素人ではない)方面から、疑問
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AI崩壊(2020年製作の映画)

2.9

【人間崩壊】
AIというより、人間の崩壊のストーリーだ。

途中の監視カメラを避けながら逃亡する様は、どちらかというとアクションで少しドキドキするが、序盤の桐生と望の場面で、どんなガンでAIのどんな治
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男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)

4.3

【美しい記憶】
本当に好きな人に巡り合うのに年齢は関係ない気がする。
家庭や子供があって、たとえ許されなくても…。

そして、その想いを振り払っても、そんな事実は消えない。

「ブレーキが壊れてるかも
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母との約束、250通の手紙(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最後の言葉
ヨーロッパに散り散りになっていたユダヤ人は、ドイツでだけ迫害、差別されていたわけではない。

相対的に高い教養や、彼らが肩寄せ合う姿、執念にも似た努力に、多くのヨーロッパ人は、何か恐怖のよ
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

4.5

【ブレスト ≠ ブレストファイアー、= ブイレインストーミング】
世界中のマジンガーZファンに、SFアニメファン、そして、建設工事に少しでも興味のある人達に見せたい。
これ、かなり面白い。

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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

4.8

【語り継がれる話、「1917」にもつながる話】
映画の紹介に追加すると、一部兵士の会話は、読唇術の専門家が読み取って、アフレコにしたらしい。
そう言う意味でも生々しい。

第一次世界大戦は、大量の弾薬
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バニシング(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

そして誰もいなくなった?
この手の失踪事件を、オカルトにしなかったことはプラス評価だけど、なんか無理やりすぎる。
もっと考えてから鑑賞するか決めれば良かったー!

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

デダリュス!?
ごめんなさい。
正直、ダヴィンチ・コードもインフェルノも、そんなワクワクしなかったので、それからインスパイアされたとしても、んー、何って感じ。

本当は史実は、ほとんど明らかになってる
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風の電話(2020年製作の映画)

4.5

乗り越えて行くこと
駅で知り合った少年と、風の電話に向かう坂道で、曇り空から太陽が差してくる場面が印象的だ。

ハルに、森尾が、
「死んだら、誰が家族のことを思い出してあげるんだ」と言う。
森尾は、原
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.8

良い人であるということ
検察側の証人で発達障害の主人公ジウと、被告弁護人スノの交流や事件の経緯、裁判の進展を見つめながら、良い人間であるという普遍的なテーマを扱った作品だ。

これまで、発達障害がテー
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

皆が知らないこと
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)とは何だろうか。

僕には、若くして亡くなった女性の友人がいて、食事の約束をしていたその日に、健康診断でガンが見つかって行けなくなったと連絡があった
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イーディ、83歳 はじめての山登り(2017年製作の映画)

4.5

Never too late!
僕達の日本にも通じるような物語だ。
仕事や生活に追われて、その後は、介護や生きていくことに精一杯になって、年齢を重ねて、いろんなものから解放されて、ふと振り返った時…。
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カット/オフ(2018年製作の映画)

4.2

孤立
この原題タイトルは、「孤立」だ。

嵐で孤立してしまった孤島。
そこで人知れず発生する出来事。

ストーキングを相談できずに孤島に身を隠すリンダ。
「ストーカーは便利な言葉」
リンダは、スト
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霊幻道士X 最強妖怪キョンシー現る(2019年製作の映画)

3.3

変わらぬチープ感
20年ぶりくらいに、霊幻道士のシリーズを観ました。
期待値は高くなかったのだけど、容易に想像がつく登場人物像や、ばかばかしさ、昔と変わらぬチープ感がノスタルジックな感じがして、これ以
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再会の夏(2018年製作の映画)

4.0

犬というスコープを通して見えてくるもの
いろいろなメッセージの込められた作品だと思う。

ランティエと、犬、モルラック、そしてヴァランティーヌとの対話のなかで、戦争からその後の事件までの悲しい事実が明
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マニカルニカ ジャーンシーの女王(2019年製作の映画)

4.0

1858年
1858年、この闘いの年、日本では、安政の大獄が起こり、江戸幕府が米英仏と通商条約を締結した。
所謂、不平等条約だ。
その後、日本は倒幕、維新が加速する。

インドでは反乱が鎮圧され、独立
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