【アメリカという国】
ベトナム戦争だけではなく、イラク戦争や、トランプの登場による分断、トランプ支持者・白人至上主義者の連邦議事堂乱入・暴動など暗い部分はあるものの、アメリカという国で感心させられる>>続きを読む
【生きるヒント、社会のヒント】
スインがジンテに向かって言う。「あなたがなれなかったんだったら、自分が代わりになってみせる」
ジンテがスインに向かって言う。「みんなが諦めたんだったら、お前が第一>>続きを読む
【行き場を失った声】
今、現在、最も暗い社会問題を題材に、若者の孤独や、寄り添ったり、本当は前向きであろうとする気持ちをフィーチャーした佳作だと思う。
予想より迫るものがあって、僕は良かったと思う>>続きを読む
【アイディアは満載】
半径1メートルが、このオムニバスのテーマなんだろうか。
芸人さんだけあって、色んなことを考えるんだなと感心もしたけれど、やっぱり、演技は上手くはないなとか、ちょっと苦笑もして>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【太陽は皆を照らす】
上手い言い方は見つからないけど、シチュエーションを楽しむ作品だと思う。
AN通信は、謎のまんまで、続編を考えているのかもしれない。
小型爆弾埋め込むって、ひどい話だし、ネ>>続きを読む
【愛、野心、欲求、探究心、威信】
ロスチャイルド家でさえ、あの2点の全身肖像画を手放さなくてはならない状態だったのだと改めて驚いた。
あの大作の肖像画は時代を経た経年劣化もあって、世界最高の修復を施>>続きを読む
【ネットの「荒らし」の頭のなか】
所謂、ネットやSNSの「荒らし」の頭のなかを覗くと、こんな感じなんだと思った。
ストーリーは、荒らしにも、少しはまともなところが残っている「感」を出しながら進んで>>続きを読む
【時代の雰囲気、フィクションのピースを生きる人、生きたい人】
この作品のテーマは、女性の生きづらさなのだろうか。
このレビューは、実は、映画を観終わった後で考えれば考えるほど、堂々巡りになるものだ>>続きを読む
【ノーマルの居心地の悪さ】
NHKのドラマ「ここは今から倫理です」で、引用されていたショーペンハウワーの言葉。
「我々は他人と同じになるために、厳しい自己放棄によって、自身の四分の3を捨てねばなら>>続きを読む
【マイノリティは呼び方だけの問題】
日本よりも数段、LGBTQに対する理解が進んでいるはずのアメリカでさえ、実は、こうした葛藤が重くのしかかっているのだと改めて感じた。
社会通念より、血の繋がる子>>続きを読む
【記憶と、人を愛することと】
兄妹或いは姉弟間の愛については、「山の焚火」が有名だし、最近の「さくら」で、ミキが亡くなった兄を想いながらマスターベーションするシーンも思い出す。
この作品は、記憶>>続きを読む
【同じ空】
この映画タイトルを見た時に、そっか〜、モンゴルの空は少し緑がかった青色なんだと思った。
冬の東京の空は真っ青だが、実際に見るとターコイズの空は、どんなだろうと思う。
亡くなった僕の昔>>続きを読む
【1000万ドルの価値】
映画「アンタッチャブル」でもよく知られるようになったアル・カポネの逮捕容疑は脱税だ。
禁酒法時代に、密造酒を組織的に販売し、大儲けした。
他には売春や賭博なども組織化す>>続きを読む
【人間の本質】
この缶詰狩りというヤラセのトロフィーハンティングについては、前に何かの記事で読んだことがあって、フィクションの映画作品とはいえ、映像になると、悍(おぞ)ましさが増すなと思った。>>続きを読む
【はちゃめちゃ😁】
独特なタッチだけど、スタイリッシュで、記憶に焼きつく絵だ。
ストーリーは、分かるようなわからないような😁
まあ、分かるか。
めちゃくちゃだけどね。
レースとか、あのスターシ>>続きを読む
【ありそうな風景】
石ころの神様。
イラストのなかの神様。
風水と占いの神様。
棺桶のなかで想う神様。
要らぬ願いを叶えてみたり、
消えてみたり、
叶えるふりをしてみたり、
ほんのちょっとだけ叶え>>続きを読む
【生きるということ】
ミラが、ベイビーティースに例えられているのなら切ないなと思っていた。
僕には、「僕の乳歯は標本になってるんだ」と教えてくれた友達がいる。
虫歯などなく、歯医者になど行ったこ>>続きを読む
【あの頃。かあ…。】
この物語は、おおよそ、ITバブルが弾けて立ち直りかけた時から、リーマンショックなど金融危機で、再び、世の中が混乱に陥った頃までのストーリーだ。
なんか、一瞬の良き時代だったよ>>続きを読む
【加点主義】
(映画のレビューにはなっていません🙏)
モンテッソーリのアイデアについては、以前何かで読んだことがあって、実は今回、映画を観ても、具体的なところが今ひとつ理解できないままだった。>>続きを読む
【医食同源】
ヨーロッパでも、バックパッカーをしていると、結構食事に飽きてくる。
フランス、イタリア、スペインは問題なくても、他は結構すぐ飽きる。
イギリスはもってのほかだが、ドイツや北欧も結構飽き>>続きを読む
【因果応報、勧善懲悪、棚ぼた】
獣というより、ひとつの札束入りのバッグを巡り、よくもまあ、これほどのろくでなしを集めたもんだと、ちょっと笑ってしまう。
クライムサスペンスというより、クライムコメデ>>続きを読む
【出来ること】
在宅医療とは言っても、家族の愛とか信頼関係とかないと難しいだろうなと思う。
こうしたものがあってはじめて、冷静に考えたり、意思を通わせることが可能になるのだ。
過疎地域であれば>>続きを読む
【苦悩】
この物語は、原作者アモス・オズの母親の苦悩を描いたものであり、また、アモス自身の苦悩の物語でもあり、更に、ナタリー・ポートマンの苦悩でもあるのだと思う。
アイデンティティとは何かを問う>>続きを読む
【あるジャーナリストと、家族と仲間と、ジャーナリズムを巡る物語】
「シリアからデンマークに逃れて来た人々は、自分よりつらい目にあっている」
ダニエルのジャーナリスト魂を感じさせる言葉だ。
この映>>続きを読む
【帰魂、遊魂、富春山居図】
映画を観た後、気になったことがあって、少し調べてみて、なるほどと、そういう示唆もあったんじゃないかと、色々考えさせられる作品だった。
八卦の占い師が、確か、「帰魂」と出>>続きを読む
【赦し、優しさ】
昨晩、土曜のNHKのドラマ「六畳間のピアノマン」で、亡くなった息子との回想シーンがあって、そこで、父が息子に「大変な時こそ人に優しくするんだぞ」と語りかけていた。
人は常に優しく>>続きを読む
【推定無罪、もう一人の自分】
この法廷劇中心の物語は、通信録音を解析するもどかしくもサスペンスタッチな仕立てで、ウソだと推測される証言、安易な警察・検察、捏造されようとしている犯行、群がり煽るメディ>>続きを読む
【エスカレートする倒錯世界】
公開当時は性的表現などが問題視され、それを観たくて映画館に足を運んだのを思い出した。
今、改めて観てみて、別の意味で問題…というか、これを撮るのは難しいだろうなと思>>続きを読む
【良い生き方の延長線上】
「痛くない死に方」公開一週間前の限定公開とのこと。
在宅医療専門医の長尾さんの舞台挨拶もありました。
良い死に方は、良い生き方の延長線上にあるような気がした。
多剤服>>続きを読む
【👍】
ミヨン、つよ(ちょっと)かわ。
次々と現れる元諜報員や、北の工作員。
ミヨンやソクファンの過去が明らかになって…と、
割とありがちなストーリーだけど、なんかテンポも、コメディタッチ>>続きを読む
【希望のある世界】
この作品は、佐木隆三さんの「身分帳」が原作で、三上正夫の人物像など原作のイメージ通りだが、ストーリーは結構異なるし、補遺の「行路病死人」の要素も加えた物語となっている。
そ>>続きを読む
【視線】
迦葉がエンドロールで話す言葉も、実は重要なメッセージだと思う。
原作にもある。
この原作は、島本理生さんの、ぐいぐい引き込まれる文章のリズムもあるが、様々な問題提起を物語の中に含み、それ>>続きを読む
【真珠の涙の秘密】
なんか素敵なストーリーだった。
シンプルだけど、メッセージがよく伝わる。
異(い)なる者を受け入れ、いたわる優しさ。
守るために戦う勇気。
サプライザーが世界を変えるとい>>続きを読む
【長い長い坂道】
長い長い坂道を自転車で登る。
ぐいぐいペダルを漕ぐ。
坂のてっぺんが近づけば近づくほど、息があがって、脚にも力が入らなくなって大変だ。
でも、もう一息のところになると、パッと視界>>続きを読む
【心の奥底に潜むもの】
今、この作品を見返してみても、ぼくの心の奥底に潜む闇のようなものや、弱さがつまみ出されるような感覚を覚える。
従順で真面目な稔。
自由な猛。
実は卑屈な稔。
兄の弱さを>>続きを読む
【声の届くラジオ】
radikoや、TBSラジオが始めたアプリ・ラジオクラウドのおかげで、ラジオを聴く機会が本当に増えた。
世間からそれほど注目されていないせいか、ニュース系番組の政権や政権運営に>>続きを読む