この映画ダメでしょ!いい感じの設定だし、旬は過ぎたとはいえ、ガイ・ピアーズ×ピアース・ブロスナンと豪華スター共演なのに、オチが何でそうなる??って。
湖畔のキャンプ場で女子高生が失踪した事件で、大学教授のエヴァン(ガイ・ピアーズ)に容疑がかかり、刑事マロイ(ピアーズ・ブロスナン)が捜査していくが.........
エヴァンは言語哲学の教授。この設定は面白いと思う。言語哲学とかいうと訳が分からないけど、要するに言葉を解釈することで問題や真実を解決するもの。
よって、エヴァンの思考は、真実は解釈により成り立っており、家族の中でもそういう思考だから面倒くさい。
そんな男が容疑者になり、アリバイを供述していくが、全て曖昧。
なぜなら、エヴァンはアリバイ(事実)を真実として解釈しようとしていたから、と思って見てたし、言葉の一つ一つがストーリー展開に左右すると思ってたんだけど、、
深読みもいいところ!
全てをあれで締め括られたら、もうお手上げです( ´Д`)y━・~~
車に残っていたマッチの謎はどうするの?
そして湖のゴミ箱に捨てていたレポートが、エヴァンの容疑を晴らすアイテムであり、それを配給会社はミッシング・レポートと邦題にしてしまうというダメっぷり(原題はSpinning Man = 頭が回っている男)。
これには頭は回らず下がります。