わさびのり

ミッシング・レポートのわさびのりのレビュー・感想・評価

ミッシング・レポート(2018年製作の映画)
3.1
女子学生が湖で行方不明になり、言語哲学の教授に容疑がかけられるが…。

原題にある「spinning」には“頭がぐるぐるする”という意味があるらしく、その通り、容疑をかけられた教授のガイ・ピアースが「やったかも…やってないかも…やっぱりやったかも~!?💦」と頭をぐるぐるさせるお話🌀😅

教授は記憶力が疑わしい上に妄想癖はあるわ行動も怪しいわで、それがサスペンス感を出してはいるんだけど、もっとドキドキするような緊迫感がほしかった。

作中、「脳機能の中で記憶ほど不正確なものはない」というセリフが出てきて、多分この映画の核心なんだろうけど、自分の記憶に自信のない教授の置かれた状況って、一歩間違えれば無実・殺人犯どっちにでもなっちゃうんだよね。
リアルでもこういう状況はあり得るから、そういう意味では怖いな~と思う作品だった😣
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