Nagisa

ブルックリンの片隅でのNagisaのレビュー・感想・評価

ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)
3.6
自分の性を模索する系LGBTQ映画。
濡れ場と露出そこそこ多め。
でもヘビー。

見た事あるお顔だと思ったら
今度キングスマンやマティアス&マキシムに出る子なんですね、ハリス・ディキンソンくん!
顔がとってもキュート…しかし身体は細マッチョでずっと目の保養でしたね…

しかし最初にも言ったよう、映画はなかなかヘビー。
家族の問題、自分の性の葛藤、ドラッグ依存。etc。

完全に自分の備忘録だけど中盤、ボクサーパンツにパーカーをフード被って三角座りしてるハリスくんがあまりに可愛くて思わず「目に焼き付けよ」って声出た。薄着に長袖フェチ(??)です。

台詞は少なくて淡々と進む展開にちょっと長く感じる部分もあったけど、

カーテン越しの朝日、
片町の遊園地のネオン、
夕闇の海、
白い肌と生い茂る緑、
そして花火。

エモ散らかしかつ、うっとりするような画面が多くてそこは凄く魅力的だった。

そしてハリスくんの演技よ…
濡れ場シーンの緊張した様子や、
現状に葛藤する表情、とても良かった…。
語彙力が足りない…。


邦題はブルックリンの片隅で。
原題はBeach Rats

やっぱり邦題はちょっと美しくしようとするね。
原題を直訳すると海辺のネズミ達かな?
映画に出てきた海も、キラキラした青い海じゃなくて
ネズミ色の様な夜の海の方が印象に残った。
そんな映画。(最後にふわっとさせる)
Nagisa

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