キャストが女神は二度微笑むと被ってますが監督は違いますね。地味なジャケットからは想像も出来ない佳作。
小さな偶然から手掛かりを掴み、真実に迫ってく展開は無駄がなく、伏線が回収されていく先にちょっとしたどんでん返しもあって全然ダレずに観れました。
心理的にちょっと無理があるなと思う部分もあったけど、総じて面白かった。
それと音楽がとっても良くて、エンドロールまでしみじみと観てしまった。
主人公が心情をあまり見せないので、大げさ過ぎないけどエモーショナルな歌が中々効果的だったように思う。
主役のアミターブ・バッチャン圧巻です。
哀しみも怒りもを内に秘めた演技、老いを感じさせつつも力強くてカッコよかった…!(この人マダムインニューヨークでも素敵だったわ〜と思って調べたら、インド映画界の頂点、BIG・Bと呼ばれる御方なんですね。現役バリバリなのも納得)
2018年からいきなりインド映画にハマったんだけど、Netflixで質の高い映画を気軽に見られて有難い。