メキシコ

キル/オフのメキシコのレビュー・感想・評価

キル/オフ(2016年製作の映画)
1.5
初見。
GYAO!にて適当に選択。

仕事の営業の為に田舎街を訪れる主人公男性。しかし、何故か町は無人で、ラジオからは殺人犯が逃亡中、さらにその犯人は自分だという音声が流れ始める。全く身に覚えのない主人公が警官や仮面を被った男たちに襲われるパニックスリラー映画。

正直、全く乗れなかった。
80分もない尺ながら、テンポがとても悪いのでとても集中力が必要。
お話自体はとてもよくある不条理に襲われるスリラーものだが、展開のさせ方や構成がめちゃくちゃで意味深なカットや何かを比喩しているようなシーンを定期的に挟んでそれっぽくは見えるものの、全く意味は不透明で観るものに伝えようとする努力が見られない。製作陣の力不足、予算のなさ、アイデアの枯渇と、全て悪いところが目立つような演出。

基本、スリラー物でよくある、ある程度の密室内(この作品では、この町)で何かが起こる事の前提と主人公がそこに止まらないといけないという設定もすごく中途半端で、無理矢理なストーリー展開には本当イライラしました。

10分程度の作品の方が良かったと思う。
これをこの尺でやる意味がわからない。

誰にもお勧めできないほどのクオリティ。
よってこのレーティング。
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