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偽りの忠誠 ナチスが愛した女のJのレビュー・感想・評価

3.2
・物語★★★
・配役★★★★★
・演出★★
・映像★★★
・音楽★★★

“ナチス”と言えばホロコーストを描いた作品が多い中、亡命した最後の皇帝“ヴィルヘルム2世”の周辺に焦点を当てた点は斬新だ。

その皇帝を演じたC.プラマーのダンディな安定感が一際光る。

だがストーリーの本質は、メイドに扮する女スパイとナチス将校との、官能的なまでの“許されざる愛”💋

残念なのは、そこに加味されるサスペンスのクオリティ。
クライマックスに向けて緊迫の度合いを増せば増すほど、現実離れの感も強まり、いかにも浅薄な印象を受ける👎

ヒロインである女スパイを演じるのは、実写版『シンデレラ』でブレイクしたL.ジェームズ。
『高慢と偏見とゾンビ』を経て、『ベイビー・ドライバー』に至るまでに出演した本作。

まさかここでポロリしてるとはビックリ!(´⊙ω⊙`)
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