インタビュイーである作家の葛藤と、
それを面白がっているのではとすら感じるインタビュアーの形が不快で歪で、けれども深く考えさせられる。
日本で昔にあった、完全自殺マニュアルの是非に近いものがあったと感じた。
正直、不快な映画ではあった。
インタビュアーとインタビュイー双方に。
ただ、これは夫婦の素晴らしい形でもあったと思う。
インタビュイーはドラッグにも溺れず、過去の遺産であり汚点であり子供でもある作品によって、たくさんの苦しみを味わいながらも、正気を保つ。それは妻のサポートがあったから。
本題が本題でない作品。