槙

SAWADA 青森からベトナムへ ピュリツァー賞カメラマン沢田教一の生と死の槙のレビュー・感想・評価

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良かった。同監督の劇映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」の主人公のモデルになっている一ノ瀬泰造はもっと純粋無垢というかある種の童貞性みたいなものを(おそらくあえて)強調して撮られていたように思うのだけど、今作、というか沢田教一という人間は日本人として戦争を撮るということ、写真家であるということなどの野心に触れた時に観客であるわたしがどうしても抱いてしまう安心感と高揚感があった。

沢田教一、青森高校で寺山修司と同級生だったとのこと。当時の校舎内の濃度よ……
槙