このレビューはネタバレを含みます
ファラデー少年の館に対する尋常ならざる想いが怨霊みたいな感じで館に留まっていたんだね。
そんなにあの館に住みたかったんだねえ…ってしみじみしちゃった。そして館目当てでキャロラインと結婚したいのが見え見えで笑ってしまった。すごい執念だな。
後半から中途半端に巻き起こる怪奇現象に少し期待したけど、全体的に淡々と進んでいく暗い物語に眠りそうになってしまった。
館や周辺の森、街なんかの雰囲気はすごく好き。あの中にぼーっと佇んでただただ時間を消費したくなる空気感があった。