もちごめ

猫の恩返しのもちごめのレビュー・感想・評価

猫の恩返し(2002年製作の映画)
3.7
猫の国っていうのは今の現代社会みたいなもので、誰かに従って生きたり、自分の時間を生きることが出来なくなっていく場所なのかもしれない。ハルは段々と猫になっていってしまうが、それはどんどん社会に染まっていって自分を持てなくなっていく描写にも見える。バロンやムタは猫の国に敢えて住もうとせず「あいにく不自由な暮らしも気に入っている」と言う。ムタは耳をすませばで出てくるムーンの別名だったはず。耳をすませばで出てくるムタは色んな所に渡り住み自由気ままに暮らしている。社会の決まった生き方に捉われず、自分の時間を生きるということ。ジブリは大人になってから見るとまた違って見えて面白いな〜
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