Netflix。HIV検査の結果を長ーく待たされている7人の男女が、早く結果を知るために束の間手を組む話。HIVの感染経路や患者に対する社会の冷酷さについて、登場人物の会話からわかるようになっており、啓蒙的な意義が大きいと思った。実際そういう目的で作られたみたい。
7人のうち女性は1人しかいないんだけど、充分に女性が置かれた立場の厳しさ、苦しさが伝わってきた。偏見で心ない言葉を投げかける前に、相手の立場を精一杯想像すること、そして知らないことを知ろうとする姿勢が大事だと再確認した。
この映画に登場する女性は皆お金に困ってるんですよね。この映画で登場する女性の少なさが、逆に水面下で不安や苦痛を抱えて我慢している女性の多さを想像させた。作り手はそこまで意図してないだろうけど。
