投稿されてきたという心霊映像を検証・紹介する心霊ドキュメンタリー。
「ほんとにあった!呪いのビデオ」(以下ほん呪)第27弾。
演出・構成:児玉和土
見放題がずらりと並ぶなかなぜかこれだけ有料だった。
これも呪い、だとでも言うのだろうか。
「誕生会」
誕生日の主役が画面の中心にいないのはおかしい。
現場からは以上です。
「シリーズ監視カメラ 製作委員会スタッフルーム1」
前作でなにかあったらしい製作委員会スタッフルーム。
アマプラ配信されてないから見れてないわけだが、なんやかんやあって心霊現象が収集つかなくなったので事務所を移転することになった模様。
引っ越し作業に帯同する横田氏の頼もしさは異常。
泊まり込みで仕事をする社畜の鑑こと岩澤宏樹。
ディズニー映画「リメンバー・ミー」の実写版ヘクターこと岩澤宏樹は事務所で仮眠をとるたび悪夢にうなされると話し、ついには倒れてしまう。
ほん呪24収録の「ダビング」の影響を怪しんだ製作委員会は再調査に乗り出すが、祟っているのは心霊ではなく過労と思われる。
製作委員会が労災を申請させないよう裏で動いている、とでも言うのだろうか。
「NPO」
くるくる回転している変な仕掛けを追いかけている映像。
このカメラはそもそもなにを目的として回されているのかよくわからない。
現場からは以上です。
「ビデオ・チャット」
有料スケベチャットをBandicamで録画した映像。
カメラの位置が若干高い気がする。
映像自体は不気味でよい。
「シリーズ監視カメラ 製作委員会スタッフルーム2」
岩澤への愛を爆発させた吉田さんの知人だという市村氏のインタビュー。
そんな市村氏から手渡された一本のビデオテープ。
市村氏のインタビューを元に宗教施設の廃墟をめぐる。
そうした取材を経て製作委員会がたどり着いた真実とは?
全部岩澤が悪い。
「フリスビー」
江戸時代に刑場だったという曰くがある場所。
でも出てきた幽霊は普通に洋服を着ているように見える。
「ボーリング」
ボーリング場で妙なコスプレをしてイキってるやつが気になる。
現象はしょっぱい。
現場からは以上です。
「シリーズ監視カメラ 製作委員会スタッフルーム3」
要約すると、宗教団体で行われた儀式が失敗したことでビデオをとおして呪いが伝播。
いわさわ は のろわれて しまった!、ということらしい。
製作委員会の執念の調査によりビデオの謎が解き明かされた。
そして本作は、こう締めくくられる。
"岩澤は現在、数日にわたるきびしい除霊作業の末、仕事に復帰している"
いやそれを撮影するのが仕事でしょ。
なんか見終わって窓をみたら、網戸に5匹くらいカメムシついとる。
これも儀式による呪い、とでも言うのだろうか。
2023ー旧045