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ほんとにあった!呪いのビデオ35のkaysakのレビュー・感想・評価

3.0
投稿されてきたという心霊映像を検証・紹介する心霊ドキュメンタリー。
「ほんとにあった!呪いのビデオ」(以下ほん呪)第35弾。
演出・構成:児玉和土

レンタルありました。
更新予定。

<以下追記>

「中古ビデオカメラ」

中古で購入したビデオカメラについてきたビデオテープに収められていた映像。
美しいダンスの途中であらわれる自己主張はげしめの怨霊くん。
ところで疑問なのだが、ビデオテープってこういう映像がクラッシュしたようなバグりかたをするものなんだろうか?
経験上、こういう症状がでるときってテープそのものより再生機のほうがトラブってる場合が多い気がするんだけど。

「海岸」

ビキニ美女が寝そべるデッキチェアの下にあらわれた霊。
そこにはなにかがあるという確固たる執念が姿をあらわした、とでも言うのだろうか。

「シリーズ監視カメラ 河川」

河川だけど河川まったく関係ないじゃないか。
女子と自転車を2人乗り。
青春してるね。

「肝試し・前編」

岩澤が抜けた影響なのか取材に勢いが感じられない本作。
やはりハングリーさが足りない、とでも言うのだろうか。

「家族旅行」

この場所、昔アンビリバボーで紹介された心霊写真の場所にそっくりなんよなぁ。
どうでもいいが、こんだけわかりやすく登場してきて撮影してる本人が気がつかない、ということがあるのだろうか。

「黒い物体」

公園の砂場でちょこんと座って取材される投稿者。
ちょっとしたベンチくらいありそうなもんだが…。
映像よりもこの投稿者の話してることのほうが怖いやつ。
というかこれ、彼女の許可ちゃんと取ってるんだろうか。

「暗闇から…」

息子をおそった現象より心霊映像が撮れたことが嬉しい様子の母親。
そんな親子に対応するスタッフが呪いTシャツを着ているという更なる恐怖も上乗せされカオスの様相を呈する取材映像。
投稿映像については普通の感じです。

「バナナのたたき売り」

バナナのたたき売り。
これ一度みたことあるけど、エンタメとしてめちゃくちゃよくできてて、マジで飛ぶように売れるんだよ。
ある種の興業であり職人芸の領域なので人材がいなくなってるんだろうなと思う。
現象については、うちのモニターではよくわかりませんでした。

「肝試し・後編」

取材の過程で心霊写真と思しき画像を発見するスタッフ。
こういう展開嫌いじゃないですよ。
映像はノイズのなかに巨大な瞳が映り込んでいる。
しかしそこには、アンビリバボーで見たことある秘密が隠されていた。
"そういうことから、始まったんだ"という謎のメッセージは、本作が「奇跡体験アンビリバボー」にリスペクトされていることを伝えたかった、とでも言うのだろうか。

2023ー旧052
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