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ほんとにあった!呪いのビデオ40のkaysakのレビュー・感想・評価

3.5
投稿されてきたという心霊映像を検証・紹介する心霊ドキュメンタリー。
「ほんとにあった!呪いのビデオ」(以下ほん呪)第40弾。
演出・構成:児玉和土

「社員旅行」

まだそういう文化が残っていた、おそらく80年代あたりの映像。
すげー楽しそうでいいな。
現象ははっきりくっきり系。
白装束でぼーっと突っ立っているだけというのがまた不気味。

「硫化水素」

引っ越しをした友人宅にサプライズ訪問した投稿者。
苦しむ彼女の隣で添い寝をする女の影。
まぁまぁって感じ。

「うつりこむ眼」

メガネレンズのなかに目が二つ。
スローにされるとよくわかるが通常再生だとまったくわからん。

「自然発火」

椅子にまつわる怪異を撮影してしまった映像。
椅子といえば「ほん呪スペシャル」あたりに強烈なのがあったな。
スペシャルシリーズもどこかで見直したいところ。

「夏の川原」

夜の川原で妙なマスクをかぶってあそんでいる不可解な若者たちのなかに、不可解な人物がまぎれこんでいるという映像。
大仏マスク、「めちゃイケ」の影響でめっちゃ流行ってた記憶。
事象は1人の人物の背後に女性らしき顔が映りこんでいるというもの。
マスクだらけの不審人物にまぎれて彼女だけが唯一まともな存在だ、とでも言うのだろうか。

「ハウススタジオ」

自主制作映画を撮影していたときの映像。
この設定はカメラを左右に振っても違和感がないように、とでも言うのだろうか。

「シリーズ監視カメラ レンタルオフィス」

初見はびっくりするけど、微妙。

「夜の池」

あそんでいた友人が突然池に飛びこんだという映像。
池のいわくを尋ねられ「ないっすね」と断言する投稿者。
あ、断言しちゃうんだ、と思って笑ってしまった。
事象は女の顔。
今回、女子率高いっすね。

「続・自然発火」

椅子を製造したと思しき材木メーカー社員のインタビュー。
音を拾ってるマイクのちがいだろうと思うのだが、スタッフがしゃべってるときのセミの声がうるさすぎてなに言ってるのかわからない。

さて映像であるが、蛍光灯の明滅はポルターガイストのお約束。
椅子が発火した直後、ノイズ音とともにおっさんの顔があらわれる。
霊にもいろいろあるだろうが、人間の姿であらわれたのならそれは人間の霊なのでは。

思わせぶりな謎を残して終わったが、あとで追跡調査するのかな?

2023ー旧055
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