ヒモ

Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バックのヒモのレビュー・感想・評価

3.6
アメリカの底辺女子高生の日常とその延長線上にあるドラックや犯罪をコミカルに描いた作品。
主人公の少女たちはポップでキュートだがドラックを愛用し、同居している兄たちは麻薬の売人をしている。アメリカの高校生の生活の延長線上が酷く煩雑で一歩踏み外せば、闇の世界が広がっているか改めて認識させられるのだが、語り口がとにかくポップなためそれほど重くならずに終わる。
テルマ&ルイーズや、日本で言うとベイビーワルキューレに近い作品だと思う。つくづく日本のような治安のいい場所に生まれてよかったと思う。
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