ほぼ日本で観る機会は無いと思うマレーシア映画。
元チンピラだけど真っ当にタクシードライバーで生計を立てようとする兄と、チンピラ気質そのままで乗客を狙うタクシードライバーの弟が(多分)主役の映画。
弟の欲深さが色んな人と問題を引き寄せ、ヤクザ、警察を巻き込み結局最後は「ほぼ全員死ぬ」という、なんだか北野フレイバーを感じる仕上がりでした。
マレーシアのローカル映画をほとんど観たことなかったので期待値低かったけど、意外と思ったほど映像クオリティは悪くなかったです、、が、伏線をいっぱい前半に含ませたい思いが強くて若干無理やりな脚本があったり…。
セリフは中国語メインで、ところどころでマレー語や英語が入ってて多言語文化のマレーシアらしくて良かったです。