2020/09/21
監督 ジョルジュ・シュルイツァー
ジェフ・ブリッジス
キーファー・サザーランド
ナンシー・トラヴィス
【真実を知りたいか？】
ドライブの途中で、突如失踪した恋人の行方を探し続ける主人公の男が、犯人である男によって想像を絶する罠に囚われていく様を描く、サイコスリラーの傑作「ザ・バニシング」を同監督がハリウッドでセルフリメイクしたスリラー。
J・ブリッジスでもう一本。
先に鑑賞したのはこちらの作品。
ほぼオリジナルに忠実に作られているが、オリジナルを見た後だと、今思えば主要キャストに有名俳優を起用している事から、やや演出が派手になっていた気がしてオリジナル版と比べるとあの何とも言えない怖さは薄まってエンタテイメント性が強まっており、J・ブリッジスの異常者振りが流石の演技、恐怖に慄くK・サザーランドも巧く、王道のスリラーに仕上がっていた記憶。
更には、若きサンドラ・ブロックが失踪する恋人役で出演しています、出番は多くありませんが抜群の印象を残していました。
オリジナル版同様、クライマックスにはトラウマ級の衝撃が訪れる一本、
ラストについては改変され、そこはハリウッドらしさが垣間見えますが、個人的にはこちらもなかなかの佳作です。
鑑賞日 1994年 VHSにて
