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青い犬のtabibitowhoのネタバレレビュー・内容・結末

青い犬(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

『幸せを作る日々』L'invention des Jours Heureux
2011年/フランス/26分
監督:サンドリーヌ・デュマ
脚本:サンドリーヌ・デュマ、ナタリア・レイエス
出演:エカテリーナ・ゴルベワ、リー・ヤンヤン
製作:ポーリーヌ・マリノ、ジェローム・ザイデルマン
撮影:マルク・テヴァニアン
フランスで暮らす二人の外国人女性。中国系移民のメイは写真館でのアルバイト、ロシア系移民のオルガは自宅で裁縫の内職をしながら生計を立てている。何の関わりもない二人に共通しているのは、移民としての冴えない現実とは違う〈偽りの幸福〉を演じていること。かたや故郷の母のため、かたや見ず知らずの同胞のために。


『青い犬』Chien Bleu
2018年/フランス/17分
監督&脚本:ファニー・リアタール&ジェレミー・トロイル
製作:ポーリーヌ・アッタル
撮影:ヴィクトル・セギャン
出演:ミシェル・ピション、ロッド・パラド、マリアム・マカロウ
パリ近郊の低所得者向け団地で暮らす父と息子。外の世界に耐えられず、自宅に引きこもる父親のエミールは家中のあらゆるものを青一色に染めてしまう。ある日、息子のヨアンは青いサリーをまとった少女ソラヤと出会う。インド舞踊を習う彼女はエミールの助けになればと1枚の絵を手渡すのだが……。


『REEL-UNREEL』
2011年/アフガニスタン/19分
アーティスト:フランシス・アリス
ジュリアン・ダヴォー(映像作家)、アジマル・マイワンディ(建築家)との協働による作品
アフガニスタン、カブールの旧市街。道端では子供たちが自転車の車輪を転がして遊んでいる。それと同じ要領で映画のフィルムが巻かれたリールを転がす二人の少年。赤いリールを転がす少年は巻かれたフィルムをほどいてゆき、青いリールの少年はそのフィルムを巻き取ってゆく。二つのリールは、路地や階段、市場や坂道、街中を延々と転がり続ける。まるでフィルムが尽きることなく無限であるかのように。
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