このレビューはネタバレを含みます
久しぶりにがっつりリードロールしてるナタリアが見られて嬉しい。
人の感情も、他者との関係も寂しさも、本当に複雑だなあと思いました。
ナタリアもウーナも少し触れたら壊れてしまいそうな、そんなキャラクターたちの輪郭をはっきり伝えてくる演技ですごい。
中盤の、ナタリア演じるカットがイヴァの母親にはっきりと価値観の違い、差別的考えに物申すシーンが印象深いです。
あとは、カットはイヴァの寂しさがわからなかったけど、イヴァもカットの寂しさがわからない、わかろうとしなくて、すれ違ってしまって、ロジャーもロジャーでどうしようもないやつでもあるのに、そんな2人のそれぞれの寂しさには2人より敏感で。
“The best queer movie in 2018”かあ、なるほど、、という感じでした。