アガサ・クリスティの古典を現代的な演出と映像で豪華に蘇らせるシリーズ二作目。
一作目も素晴らしかったが、今回も美しく味わい深い感じ。
エジプトを舞台に繰り広げられる愛を巡るミステリーに引き込まれる極上の映画体験。
以下ネタバレ
昔はよくミステリー小説読んだなぁ。絶対読んでるはずだけどオチなんかすべて忘れてるからほぼまっさらな気持ちで鑑賞。深く考えすぎずにシンプルにミステリーの醍醐味を堪能できた。
やっぱり魅力的で豪華な映像はそれだけが元がとれるし、謎解きの面白さに頼らない見せ方も心得てる。
さらにポアロの過去を序盤で見せることで、愛というテーマが深まった気もする。
ガル・ガドットの妖艶さ美しさはいうまでもないけど、振られた恋人役のエマ・マッキーの方もめっちゃきれいじゃん！って思ってたら、そんなオチだったという。
唯一、現代的に演出してるといいながらも、舞台は戦前。当たり前といえばそうだけど携帯もないからって、こんなにゆっくり謎解きできるの？とか、いくら船の中とはいえこんなにバンバン死んでたら犯人バレるやろ的なツッコミはしたくならなくもない。
まあそれをいっちゃあおしまいだけど。
