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アグネスと幸せのパズルのRrrurrのレビュー・感想・評価

アグネスと幸せのパズル(2018年製作の映画)
4.5
主婦のアグネスがある日、出会ったジグソーパズルとパズル王者。夢中になれるものを見つけたことで、平凡な毎日を送っていた彼女が人生の目的を見いだしてゆく。

あらすじだけだと一見してスポ根もの。パズル版『タイピスト!』か!?と思ったら全然違いました。笑
夫婦のすれ違いと成長(?)を描く静かな話。賛否分かれると思うけど、暗さ加減が好きな感じだったので評価高め。「気持ちは分かるけど…でもそれはちょっと…」みたいな行動の連続で苛つかない程度にもやっとさせてくれる良い映画かな。

ニュースも見ないスマホも無いステレオタイプな田舎暮らしのアグネス。でも夫に抑圧されているかと言われればそんなことはないと思う。色々な気持ちを組み立てなおそうとしている様は映画の外から見るとそんなに難しいことでもないように思えるが、でもやっぱり大変だろうなあ。ラストのその後が気になる。

検索したら同じあらすじで全然違うジャケ写が出てきて騙されかけた。『幸せパズル』というアルゼンチンの映画がリメイク元みたい。
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