やまモン

無限のガーデンのやまモンのレビュー・感想・評価

無限のガーデン(2017年製作の映画)
3.3
【囚われるもの】
こちらはブルガリア映画。もちろん初めて。
男女の四角関係そしてトラウマ。映像も音楽も美しい。登場人物の語り中心で進んでいくストーリー。最初は眠くなるけど、いつの間にか引き込まれている。
ガーデンは箱庭、無限とは存在し続けるということ?であるならば、それは、少なくともそれは彼の意識の中には永遠に存在し続ける聖域か。或いは彼女の存在そのものか。そして彼は「6月」と向き合い克服するきっかけを得た。しかしそれは新たな「6月」との出会いか?
深読みするとキリがありませんが、色々自由に解釈出来るのは楽しいことです。
そしてエマのエキゾチックな美しさに心惹かれました。