ユリ

ディレイルド 脱線のユリのネタバレレビュー・内容・結末

ディレイルド 脱線(2018年製作の映画)
1.2

このレビューはネタバレを含みます

豪華列車内の推理ゲーム、列車強盗、脱線事故、謎のクリーチャーの登場、助かったかと思えば実は過去に起きた列車事故で亡霊だった…内容が詰め込まれすぎて行き当たりばったりな話になってしまっている。
何か悩みを抱えた人物らが起こるトラブルや困難に遭遇対処することによって人間関係や自分の内面を修復していくといった内容が映画にはよくあるがこの作品にはそれが全くなく、事件が起きたらそれに対応するだけでそれ以上のものがない。
推理ショーのホストが亡くなってトラブルになったところまではワクワクして見れたが脱線してから後の話が酷すぎる。クリーチャーを出さずに人間同士の葛藤に持ち込んだ方がよかった。
サスペンスとアクションかと思ったらまさかのモンスターパニックになっていた。
なぜモンスターを出したのか…。
また主人公が大切にしているペンダントが何かの鍵になるかと思えばそうでもなく無駄な描写が多い。

あえてB級を作りたいのかも知れない。
でもその辺のB級作品はもっとぶっ飛んでるしそう考えるとそれにも及ばない作品。
タイトルの『脱線』はこの作品自体を指しているまさかのタイトル回収。
ユリ

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