ナイトリッチ

雁の寺のナイトリッチのレビュー・感想・評価

雁の寺(1962年製作の映画)
4.0
★偉い絵描きが襖に雁を描いた寺。絵描きの妾だった若尾文子が、絵描きの死後、寺の僧侶の妾になる。しかしこの僧侶、弟子はいびるわ若尾文子と年がら年中イチャイチャして法事はサボるわ、どうしようもない。

#虚しいし暗いのに、こんなにカラッとした気持ちで観終われるの、さすが川島雄三監督

#生臭坊主しか出てこない

#仕方ないよ、だって若尾文子だもん

#ベッド買っちゃったの、いやらしいな

#煙草を吸う若尾文子、とんでもなく絵になる

#写真に夢中な人の描写、上手い

#捨吉にめっちゃちょっかい出し始めた若尾文子、放っといてやれよと思ったけど、これ次の男を引っ掛けようとしてるんだって気付いてゾッとした

#戒名覚えてますが?の捨吉、イカス

#若尾文子、完全に悪女のイメージになってしまっている

#昔のお葬式ってこんなに賑やかだったんだねえ

#「おっさん帰ってきたんじゃないの?」のところで、お経読みながら歩き回る捨吉の光の当たり具合、怖い

#「ああ、二人入れたんだな」というところが怖い

#土葬なの?

#川島雄三監督のこの、大勢がわちゃわちゃやる描写、すごく好き

#老師の演技、良いなあ

#構図の美しさよ

#いやいやいや、「……えっ???」となる(笑)何だよこのラスト