むちゃくちゃ面白かった。マトリックス世界での奇抜なファッションがとてもかっこよかった。
過去三作を、オマージュしてるところも良かった。
私も、よくこのマトリックスのような仮装世界を夢みていたのです。
マトリックス世界は、現実となんら変わりはなくむしろ現実のような矛盾はなく、システムが異常を排除しているのです。
マトリックス世界は、現実に立ち塞がる自然の脅威もなく平和です。そして物理的な現実め否定して、飛び回ることも、異常なくらい速く走ることだってできる。
しかし、なぜそんなマトリックスを否定するんだろう。現実世界は、ゲロみたいな食事をとりいつ全滅するかわからない状況でストレスしかない。セックスくらいしか楽しみがなく、売春が横行する最悪の世界だろう。
それでも、現実に目覚める必要がある。
何故なら、所詮はマトリックスが見せる高が夢に過ぎないから。マトリックスで死ぬと現実でも死にますが。
この映画は、マトリックス世界が良いものだとか否定できない世界だということではなくで、あくまでネオとトリニティの愛の物語なのだ。
愛の前に、他人の事情などなりふり構わない。それは現実も仮想世界も同じ。
トリニティが自分のことを忘れて幸せに暮らしていて、それでいいやなんてことはないのだ。愛とは、とんでもなく困った感情だな。
