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シンクロニックのNoAceJustYouのネタバレレビュー・内容・結末

シンクロニック(2019年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

2021/10/7鑑賞。46点。
〈見所〉
・FBIに入ってもX-Fileは担当できない

〈あらすじ・ネタバレあり〉
ルイジアナ州ニューオーリンズ。
救命士のスティーブとデニスは、連日【シンクロニック】という薬物のオーバードーズ患者を担当していた。
オーバードーズ患者たちは、中世の剣で貫かれて殺されていたり、10年以上前にルイジアナからいなくなったはずの蛇に噛まれていたりした。

ある夜、デニスとスティーブがオーバードーズ患者の家に向かうと、それはデニスの娘・ブリアナの友人たちだった。友人の口から、一緒にいたはずのブリアナが姿を消したと知らされ、デニスはショックを受ける。
家の中からは【シンクロニック】が見つかる。

スティーブは、【シンクロニック】を取り扱う販売店を見つけ出すと、店にあるすべての【シンクロニック】を買い取る。
【シンクロニック】を製造したケルマーニ博士が、スティーブに接触してくる。
ケルマーニは、合法ドラッグを製造する過程で【シンクロニック】を開発した。【シンクロニック】には過去に戻る作用があり、それを危険視したケルマーニは【シンクロニック】をすべて回収しようとしていた。
話を聞き終えたスティーブは、【シンクロニック】はすべてトイレに流したと嘘をついて、ケルマーニを追い返す。

スティーブは、数日前に脳腫瘍が判明し、何も治療を受けなければ6週間で死んでしまうと医師に言われていた。
スティーブが半信半疑で【シンクロニック】を使ってみると、約7分間だけ過去に戻ることに成功する。また、過去と現在の出入り口となる場所に、7分以内に戻らなければ、過去に置き去りにされてしまうこともわかる。
そして、オーバードーズ患者たちが剣で貫かれたり蛇に襲われたのは、過去に戻ったからだと気づく。

【シンクロニック】を服用する場所によって、戻れる時代が変わるのだと判明。
スティーブは、デニスに【シンクロニック】を服用して過去に戻っていると明かす。ブリアナが以前、ある岩を気に入っていて、その岩に「always」と刻んでいたことを思い出したスティーブ。スティーブはそこへ向かうと、岩の上に座って【シンクロニック】を服用する。

スティーブは、南北戦争の時代にタイムスリップし、ブリアナと再会。
南軍兵士に見つかって足止めを食らったスティーブ。
ブリアナは過去と現在の出入り口を通って元の時代に戻ることに成功するが、スティーブは出入り口に間に合わず、南北戦争時代に取り残されてしまう。

スティーブは、大きな岩に腰をかけるとその岩に「allways」と刻む。
ブリアナのお気に入りの岩は、南北時代からあった岩で、刻まれた文字は「always(いつも)」ではなく「allways(あらゆる方法で)」だった。
そして、文字を刻んだのはスティーブ。

元の時代に戻ったブリアナは、父・デニスとの再会を喜ぶ。デニスは、南北戦争時代に置き去りとなったスティーブのヴィジョンと握手を交わす。
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