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不実な女と官能詩人のangelicaのレビュー・感想・評価

不実な女と官能詩人(2019年製作の映画)
2.8
鑑賞後に、ドミニクモナ「黒い瞳のエロス: ベル・エポックの三姉妹」を読んだ。ほぼ原作?!ってくらい映画と一致。映画はきっとピエールルイスの自伝的小説から作ってて、黒い瞳~もそれは参考にしてるから同じ感じになるのかなぁ。
アンリ・ド・レニエは自身の日記を死後50年非公開としており、それが明けたのが1986年。それらも元にして書かれている。

19世紀終わりから世界大戦期までも🇫🇷仏文学牽引した最後の貴族階層みたいな人たちなので、きっとフランス人ならそもそも皆知ってることなんだろうね。

映画は3人に限定したお話だけども、
📗では文学とセレブの絢爛たる世界が描かれてて、知らん作家芸術家軍人などわんさかわんさか目が滑るwww たまにオッフェンバックだのゾラだの出てくると友達のような安心感www(誇張) だれか日本の文学界とかせめて芸能界とかで置き換えてくれwww
生涯を追いかけ数十年にわたるが、焦点が当たっているのは個々人なので大河感はないかな。あ、みんなして日記!日記!言うてるのは大河の秋山を思い出して古今東西🙌😁
📗📗📗

🎞️🎞️🎞️
読後も、鑑賞時の印象はそのままだった、ミニマムに3人だけの世界を描くならたしかにこうなる。

アンリ
「寝取られ亭主の気品が足りない」にワロタ。ほんとそれ。
とにかくバンジャマンラヴェルネ氏には役不足だなぁもっと壮大に苦しませたれよ!!

ピエール
芸術家すぎ!!美青年が芸術と女性を至高としてだらんだらんの典型なのだが女関係が極端www

マリー
美貌と才能、天性の姫メンタルがあってこそだけど、自由に男振り回してすごい…フランス女性の強さを感じる(主語デカ)
(でも本によると、さすがに当時離婚すると妻だけが悪く言われたそうで)
ていうかノエミメルラン常に脱いでるけど大丈夫!?お綺麗だけど心配なる😅


映画自体は へぇ~そうなんだね~くらいの感じなんだけど、歴史を知る気にさせてくれて感謝しとく!

そのほか
・ルイーズの腕のムダ毛がちゃんとあってよかったw
・根付とかはパリ万博の影響なのかな
・新聞広告や速達、おしゃれー


青柳いづみこ氏のブログで知って📗読んだよ。そこの内容も密ですごい!!

原作も同様っていうか抱合してるな。タグつけちゃう🙇‍♀️

あとバンジャマンラヴェルネ氏に…禿げかけてても好きです…
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