LuckyMOTOMIYA

世界イチ不運な男のLuckyMOTOMIYAのレビュー・感想・評価

世界イチ不運な男(2014年製作の映画)
2.5
無料動画配信サイトGYAO!さまにて視聴。GYAO!さまによれば、バリー・ポラックさんという方が監督・製作・脚本を務めておられるそうです。当サイトの情報でも、バリー・ポラック監督・脚本となっております。

ただ"IMDb"さまの情報によりますと、監督はバリー・ポラックさんとミーシャ・ポラックさんで、脚本にはバリー・ポラックさん、エマ・ポラックさん、ジョシュア・ポラックさん、ミーシャ・ポラックさんといった名前が連なっております。

実際のところ詳細は全く分かりませんが、本作はポラック(Pollack)一家が総出で作り上げたコメディではなかろうかと思います。しかも相当、お下品なコメディでございまして、好みが分かれるところでございましょう。

主人公の看護師カーリー(リア・ヒューブナーさん)、いい感じの男性(ミーシャ・ポラックさん)と一夜をともにするのですが、翌朝、その人物の運転免許証からいろいろなウソが発覚、しかもそいつは2年前、自分に性病をうつして黙って去っていった人物だと分かり、怒り心頭、そいつを拉致監禁してしまうというお話。看護師さんの技能を遺憾なく発揮して尿道にカテーテルを通し、全身をギプスで固定して自由を奪うという徹底ぶり。こんなことが明るみにでたら刑務所行きは間違いなしの状況、彼女の選択や如何に。

両親が帰宅して拉致監禁の事実を知り、ひと悶着、友人二人も加入してさらに、ひと悶着。どんどんどんどん犯罪行為はエスカレートしていくのであります。

お下品な展開でさんざん話を引っ張って、最後はどのような幕引きが待っているのかと期待しておりましたが、ワタクシにとっては残念な結末でございました。

友人の一人タミー役を演じておられるのは『SUSHI GIRL』(2012)や『ゾンビーバー』(2014)にご出演されていたコートニー・パームさん、本作でも存在感を発揮しておられます。

ポラック一家の意図はとにかくお下劣なコメディ作品を仕上げることにあったはずです。そういう意味では、ハッピーエンドであれ、バッドエンドであれ、どのような"The End"でも良かったのだと思います。
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