これぞルッキズム!…という展開から一転、見た目主義問題に対するアンチテーゼ!…かと思いきや。
結局のところ、なんだかんだ世の中に跋扈する押しつけの正義や善、外圧的に頑張って何かを目指したり、変わったり、何者かになろうとしたりするなんてナンセンス!私の価値は私が決める!という物語。
「好きなものは好き」を貫き、自分の居場所を自分で確立したヒロインは、はたから見ると物足りないけど、いっそ潔い。
富田望生ちゃんの出番がもっと欲しかった。
ルッキズムルッキズムとポリコレは厳しいけれど、結局、かわいらしい若い人がわちゃわちゃ生き生きしてるだけで、ただただまぶしく感じるのは私の事実。