ジブリも協力してるから一概に別物としてとは言い難いけど、やるなら完全に別物でやって欲しかったな。でもちょこちょこアニメを踏襲してるし、何か観ている方が居心地が悪い。
まぁあれから10年後の設定だけと、いつの間にか夢が変わっているし、10年経って松坂桃李ではちょっと老けすぎ?多分流浪の月の後の撮影なのか絞りすぎてて若さがない。もちろん高橋一生では流石に無理だけど、このキャスティングだと賛否があるのは仕方がないね。
私も恐いもの見たさで鑑賞してけど、観なくてもよかったかな…
唐突に雫の家が団地から立派な一戸建てになっているのにもびっくりした。お母さんもお仕事してる人だったのに,綺麗な専業主婦みたいだった。まぁその辺の違いは仕方がないか。
そもそも何でチェロでイタリアなのだ?ヴァイオリン制作だからイタリアだったはずだが、10年経っても聖司くんは学生?それとも大学院生?そのくらいではとても生計は立てられないけど結構立派なお部屋に住んでたな。今ひとつ10年の全貌が見えない。アルバム作っていたけどプロ?なのか?オーケストラというよりカルテットでの活動しか見えなかったけど。
まぁまぁ細かい事はいいとして、イタリアで女の子がお部屋に乗り込んで来た時に、ぐっといーぶにんぐとたどたどしく言っていて何いってるか???みたいな表情の雫が、すむ世界が違うと言われたことをしっかり理解してるのも???ちょっと都合良くないか?
とにかく友達の恋愛模様も聖司君と雫の恋愛模様もあまりにもなんと言っていいわからないくらいピンとこない。何か観てるこっちが何観せられているのか…恥ずかしいくらいだった。とにかくくさい。中学時代の子役も最近は達者な子役が多いのに思いっきり下手。
後全体的に女子の声がきんきんしていて耳障りだった。聖司君と雫が楽しそうに「翼をください」を歌ったのだからエンディングの杏の歌はいらなかったな。
ところでカントリーロードはどこいった?
鍋開けた時の具がしょぼくて…若者のお腹は満たされまい。
何だか何もかも予想と違ったなぁ。松坂桃李は聖司君には合わなかった。