地球に衝突すれば、ほぼ100%の確率で全てが滅亡する彗星を見つけた大学院生とその天文学者が、合衆国や世間に向けてその事実を伝えるため、世界を救うために奔走する、というストーリー。
「真実ほど嘘に見えるもの。」という言葉をどこかで聞いたことがあるが、この作品はまさに人々がその言葉通りの目を持っていた。いつ何が起きて世界に危機が迫るかわからない、ということを体感している今だからこそ、余計に、この情報に溢れた社会で真実を見抜く力がどれほど大切かということを痛感させられた作品。
2022年の映画はじめには、嫌な気持ちが残らないが考えさせられる要素の詰まった作品でとても良かった。
