ドント・ルック・アップの熊倉じょういのレビュー・感想・評価

彗星を巡る展開が展開していく様がリズミカルで全く読めなかった。窮地に立ったり、もてはやされたり。人間は影響されやすい生き物だと何度も感じる。「国家権力VS民衆」「世界的企業の政治介入」といった社会派映画の要素もふんだんに用いられつつ、所々にSNS、バズという大衆的な要素も混在。しかもその混ぜ方がうま過ぎるし制作技術が凄い。SFかと思いきやそんなことはない。オチには思わず唸った。