ただ単に老舗ゲイポルノショップを経営する老夫婦の歴史かと思っていたら大間違いでした。
ゲイポルノショップの歴史だけではなく、彼ら夫婦とその息子と娘との関係、国家とその権力による抑圧があった歴史、ロサンゼルスのゲイコミュニティ、エイズの問題、ゲイポルノシーン、そして時代の流れをおりまぜながらのドキュメンタリーでした。
終盤あたりで登場する、PFLAG(Parents Friends of Lesbians and Gays)というグループあるとは知りませんでした。リベラル派の多いカリフォルニア州といっても未だに子供のセクシャリティが理解できないという親御さんはいるわけですし... それも含めてかなり興味深いドキュメンタリーでした。