R

メルテム 夏の嵐のRのネタバレレビュー・内容・結末

メルテム 夏の嵐(2019年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます



家族、人権、友情、宗教、祖国。沢山のテーマが凄く自然に上手くまとまっていた。
登場人物皆んなが愛に溢れていた。でも想いだけではどうにもならない事が沢山ある、私も主人公と同じだと思った所が沢山あった。
彼女がどんどん心を開いていく過程を皆んながしっかり見守っていて心が温まった。皆んな大好きだ。
それにしてもセクの存在が凄くツボで永遠にセクのギャグで爆笑していた。シビアな分セクのギャグが心を救う。
理性を忘れてガムシャラなその気持ちや勢いは忘れたくないし、なんとかなると信じたかった。それでも何をしてもどうにもならない、そして悪い人も何処にもいない。セリアスへの助けたい気持ちが彼を追い込んでしまうなんて。でもどうしようもないけれどそこには、愛や温もりに溢れていてなんだかこの映画はバッドエンドかといったらそうでもないのかもしれない。
この現状は、ただ受け止めるしかないのだろうか、ただギリシャ行きたい!なんて言っていた私が恥ずかしい。今のギリシャを調べてからしっかり行かなければダメだと思った
そして友達達に会いたくなってきた。大切な人がいる事が嬉しい。
R

R