(追記 2023.12.29)
先日、飛行機に乗ってる間に3回これを見返して、よく出来ていて内容が深いなぁと改めて感心しています。
ドラマ部分の見せ場では、初見の時から毎度もれなく号泣です。
今年観た作品の中では、結局本作が私の今年の一番となりそうです。
(初見の感想)
映画を観に行く前にいつもほとんど情報を入れずに観るので、映画館の予告の間もほとんど目を閉じているのですが、「フラッシュ」の予告編にマイケル・キートンが出ているのを一瞬見かけて、これは観に行かねばと思いましたよ。
マイケル・キートンもまさか今更あのマスクを被る日が来ようとは思ってなかったでしょうw
マーベルで流行りのマルチバースをDCでもやってみたよ作品です。
(以下、ちょっとネタバレあるかも)
映画の小ネタを散りばめて、映画ファンをクスッと笑わせる場面多数。
まず、バリーの部屋に貼ってあったラクエル・ウェルチのショーシャンクなポスターが軽く挿入されて、その後エリック・ストルツのネタが出てきたあたりから、ほぉ、そういう路線なのね、とその流れに乗って観た。
キートン版バットマンがしっかり本編に絡む形で、おぉ懐かしいバットモービルも登場。
最後まで期待に応えたマルチバースだった。
さて、肝心の主役フラッシュ、走るのメインの動きがヴィジュアル的にとてもおもしろい。
エズラ・ミラーの個性的なルックスはこの役を魅力的にしている。とてもいい！
この作品、「IT」の監督なんですよね、ドラマ部分の演出が良くて、さすがでした。心にグッときた。
バトル部分の構成は少々ダレたけど、作品全体は良かった。
とても楽しめました！
