このレビューはネタバレを含みます
幕末から明治初期ににかけて活躍した実業家、五代友厚を三浦春馬さんが演じた作品。
「天外者」春の特別上映vol.4
偶然でしたが、三浦春馬さんがご存命であれば35歳の誕生日に鑑賞しました。
この映画で初めて五代友厚のことを知りました。
調べてみると「東の渋沢栄一、西の五代友厚」と呼ばれるほどの人であったとのこと。
ただ、渋沢栄一と違うのは、私財を投げ打ち、亡くなったときには借金があったとのこと。それだけ日本の発展のために尽力した方だったんだなと知りました。
映画では春馬さんの熱演が光りました。
娼女「はる」との関係には胸を打たれました。海でのシーンは涙なしには観られませんでした。
坂本龍馬を演じた三浦翔平さんも好演でした。春馬さんといいコンビでしたね。
大阪商工会議所のシーンは西川貴教さん演じる岩崎弥太郎がナイスアシストでした。
両替商に押され気味だった五代友厚が、初心に帰り、強い大阪のリーダーとなりました。
葬儀に4000人以上も弔問に訪れるほど、人望を集めた人物。改めてすごいな、と。
三浦春馬さん、ステキな映画をありがとうございました。