あの夏のルカのmuのネタバレレビュー・内容・結末

あまりにも自己犠牲が過ぎるアルベルト。。かわいそう。。。ルカが外の世界に出るきっかけをくれたのはアルベルトなのに、アルベルトの友情を（悪い言い方をすると）踏みにじってまでルカはアルベルトより広い世界を見ようとするなんて。。😿😿

と思ったんだけど、たぶんルカとアルベルトは「ここではないどこかに行きたい」という最初の目的こそ同じだけれど、"あの夏"を通して見つけた本当に自分の手に入れたい世界は違ったんだろうなと解釈したら納得がいった🍝🍝🍝

それはルカにとっては未知を開拓する世界だったし、アルベルトにとっては愛情を注いでくれる誰かの隣にいる世界だったのでしょう・・それがわかりさえすればもうベスパはいらないね😿だからこそベスパを学校への切符に代えたことはアルベルトにとって自己犠牲でも何でもなく、自分の手に入れたい世界をくれたルカへの恩返しなんだ～～「お前が島から連れ出してくれた」にすべてが詰まっている・・・

そして第2のモヤモヤ、島のみんながメチャすんなりシーモンスターを受け入れる問題。これもエ～～～？！となったが、おばあちゃんが「受け入れる人も受け入れない人もいる、ルカはそれをもう分かっている」（ニュアンス）と言ったことでキレイすぎる物語に終始せずでよかった。違いを受け入れない人もいるけど、受け入れる人も絶対いる。そういう強いメッセージが込められた希望的ラストなんじゃないかと。。



この名作が劇場で見られる機会があって本当に良かった～～～海の描写とか、ルカの妄想内の宇宙のシーンとか、あれは絶対にスクリーンに映した方がいい。助かった。すぐにディズニープラスに課金してアルベルトの手紙を見ようと思います。