ブラックユーモアホフマン

社会の柱のブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

社会の柱(1935年製作の映画)
3.7
事態が複雑で最後まで結構混乱した。

めんどくさい事態が全て解決して不利益を被らされていた人たちに正当な幸せが訪れた後の時間もぜひ晴れ晴れと見たい気持ちになるのだけど、この時代の映画(って雑なくくり方していいか分からないけど)はそんなことは絶対にしないね。ギリッギリで問題が解決して、その後のことはものすごい潔さで済まされる。そうなって欲しいと思って見て欲しくはあるけど、そうなった後を描くことには興味がない感じ。結局、人が苦しい思いをしてるところとか、悪人が利益をむさぼっている姿の方が面白いことを制作者たちは分かっている。残酷だね!

【一番好きなシーン】
息子が乗っていると分かるところ。しっぺ返し。自業自得。