木さんの映画レビュー・感想・評価

木

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ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

3.4

風呂のシーンは爆笑。
アクションも悪くないし、「変な日本」満載だがリアリティなんか求めてないので、まあ楽しめる。
増上寺でのアクションは素晴らしい。ああいうのは邦画では撮れない。

里見八犬伝(1983年製作の映画)

3.0

深作と角川映画の相性が今ひとつ。
ジョン・オバニオンの主題歌は名曲。

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.0

舞台がニューヨークに戻ったのは嬉しかったが、肝心の内容がグダグダ。とはいえ、このシリーズはずっとグダグダなので、別にそれをもってダメとはならない稀有なシリーズ。笑
でも、もう終わりでいいのでは。

貴公子(2023年製作の映画)

3.6

アクションの工夫が足りないとも思ったが、殊の外「貴公子」キャラが楽しく、シリーズ化したら続きも観たい。

水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.7

戯曲はいかにもな高校演劇的なものだったが、映画化されると見事に山下敦弘印に。
真夏の暑さの中の高校生活の、瑞々しさと息苦しさが画面から零れ落ちる。ラストは鮮やか。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.6

濱口竜介は間違いなく新たなステージに突入した。この偉大な監督の新作をリアルタイムで見られる喜びを噛み締めたい。
何時間でも見ていられる映像世界に没入できる。シンプルなのにこの奥深さよ。

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

4.0

地獄ような映像が続く、貴重なドキュメンタリー。
これをフェイクニュースだと言い張るロシアの政治家たちにゾッとする。映像が決定的なダメージにならない時代なのだ。

ハンター(1980年製作の映画)

3.0

81年の正月映画、当時の小遣い事情からこれと「シャイニング」二択で悩みましたが、「シャイニング」を選んで正解でした。
これも嫌いじゃないけど。

ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

3.6

ウルヴァリン単体の方が、ドラマが拡散しない分、濃度が高くて面白い。

ラブリセット 30日後、離婚します(2023年製作の映画)

3.8

韓国産のコメディが苦手。アクションやサスペンスは世界トップレベルなのに、お笑いは昔の香港映画のようにバタ臭い。
ということを差し引いても、よく出来た脚本と、達者な役者陣の演技で、「猟奇的な彼女」を彷彿
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

2.0

こう来るだろうなあと予想できるのに勿体ぶって待たせる、そんなシーンが多かった。ホラー演出にセンスなし。テンポや間も悪く、プロットも直線的で退屈。
名作である1作目と比較する意味もない残念な一作。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.5

幼馴染との再会、24年の年月の間に互いの価値観は異なりつつも、惹かれ合う気持ちは抑えきれず‥、といったプロットだろうか。
この作品の秀逸なのは、ヒロインが韓国を離れ、ニューヨークで暮らしていると言うこ
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

4.5

名シーンの連打。演出、音楽、カメラ、言うことなし!全編痺れる。
南北戦争の場面はド迫力。戦争映画並み。

イーライ・ウォラックって、味のある役者だな。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

日本公開されたことの喜びを噛み締めながら。

めくるめく圧巻の3時間。圧倒的な情報量、錯綜する時間軸、飛び交う無数の会話、まさしくノーランテイストの醍醐味に酔いつつ、原爆に関わる人たちのミステリーとし
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

4.2

松田優作の狂気みなぎる演技が強烈。ATG映画タッチなハードボイルドの傑作。
室田日出男、鹿賀丈史の名演も光る。

蘇える金狼(1979年製作の映画)

3.4

アクションがもっさりしてるが、それでも楽しめる。松田優作の動きにキレがある。
成田三樹夫のヘタレぶりが笑える。風吹ジュンがすでに美しい。

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

3.6

リーヴァンクリーフのカッコ良さは、イーストウッドを上回る。
やや冗長だが、目の覚めるような素晴らしいカットが多い。

荒野の用心棒(1964年製作の映画)

4.0

オープニングのアニメからカッコいい。
レオーネの画作りに惚れ惚れ。モリコーネのスコアにも痺れる。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.0

前作より見せ場も多く、ダイナミックな場面には魅入られたが、前作に引き続き淡々と物語が進む印象は変わらず。敢えて盛り上がりを避けているのか、それともこの監督はそういう演出が不得手なのか。そもそもこの壮大>>続きを読む

ニワトリはハダシだ(2003年製作の映画)

4.0

とっ散らかったままラストまで突っ走る森崎節、クライマックスは痛快。こういう社会派喜劇を撮れる監督は、もう出てこないかなあ。

ブワナ・トシの歌(1965年製作の映画)

3.8

寅さんアフリカに行く。
ドキュメンタリータッチの作風に渥美清の名演が、ミスマッチながら妙味あり。

ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.2

先の読めないプロットに唸る。サイコパスと少年少女の心理戦に、その少年少女の成長物語が自然と絡まる展開が見事。
何より沖縄が舞台というのが効いている。絶え間なく飛び交う米軍機は不安定な登場人物の心理を暗
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X-MEN2(2003年製作の映画)

2.8

締まりがない、クライマックスがダラダラ続く印象。

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.8

落ちこぼれダメ軍団の奮起モノ。「がんばれベアーズ」「ザ・ドロッパーズ」「クールランニング」の系譜で、安心して笑って泣ける。これが実話というから驚く。
マイケル・ファスベンダーが好演。

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

何より脚本がよく出来ている。60〜80年代のスクリューボールコメディの懐かしさ、心地良かった。
ビートルズの「新曲」も効果的だし、80年代ナンバーもセンス良く配置。何より主題歌がボーイジョージというの
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ブリット(1968年製作の映画)

3.6

話がよくわからないけど、見事なカーチェイス、センスの良い劇伴、スタイリッシュな映像、そしてカッコいいマックイーン(と美しいビセット)。これで充分。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

この出口なき会話のやり取りは、法廷劇ながらフランス映画のエスプリ。もっとカオスでよかった気もするが、アカデミー脚本賞は納得。パルムは、‥うーん。

子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎(1974年製作の映画)

3.8

音楽かっこいい。
はちゃめちゃ。
007バリのスキーアクション。
ゾンビも出てくるしなんでもあり。楽し過ぎる。

子連れ狼 冥府魔道(1973年製作の映画)

3.8

スタイリッシュ、かっこいい。しびれる。
若山富三郎の殺陣は永遠に見ていられる。

子連れ狼 親の心子の心(1972年製作の映画)

3.0

若山富三郎の殺陣が見事。クライマックス見応えあり。
東三千キレイ。

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.0

日本のヤクザが入り乱れての第3弾、拳だけで敵をバタバタ倒していくのは、相変わらず快感。マ・ドンソクのアクションもキレを増して見応え充分。
ただ、その肝心なアクションが、やけに暗い場面が多くて、よく見え
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