ブラックユーモアホフマンさんの映画レビュー・感想・評価

ブラックユーモアホフマン

ブラックユーモアホフマン

スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー(2026年製作の映画)

3.8

高ぇんだよシネコンまじでふざけんな。

で、まあ、ドラマも見てないし高えからIMAXじゃなくていいか、と思って普通のスクリーンにしたけど、思い返してみれば額縁上映見るのって初めてだったかも。で、これが
>>続きを読む

無能の人(1991年製作の映画)

4.1

ずっと見たかった。ようやく見れた。
こうして続けて作品を見て、つげ義春が亡くなったことが今更になって悲しくなってきた。漫画も読みます。ありがとうございます。

これを見て思ったのは、つげ義春原作の映画
>>続きを読む

旅と日々(2025年製作の映画)

3.9

ちょっと『リアリズムの宿』が良すぎて霞んだかも。こっち先に見てればよかった。あの旅に比べれば、マシだなと思っちゃって。

本当に何も起こらないし、何も解決しない。でも映画って別にそれでもいいし、旅って
>>続きを読む

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

4.5

いやー尾野真千子がいたときまでは楽しかったなぁ〜笑

基本的に旅行モノに弱いフシがあるので、これもまた好きでした。特に雪景色もあってホン・サンスの『川沿いのホテル』を思い出した。
でも、ヒドイ旅行を共
>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.4

なんか思い立って配信で見たんですけど、まあ多分、私はウェス・アンダーソンの映画は全部好きだと思います。ゆえに、別に見なくてもいいか、みたいな変な作用が働いています。好きなことが確定している映画は別に見>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.1

いつか見なきゃと思ってたやつ、ついに見ちゃった案件。映画館で見られてよかった。ロバート・ミッチャム特集、他のも見たかったけど、予定合わずこれだけ。シネマヴェーラ、個人的にはもう少し音量大きくてもいい。>>続きを読む

頭山(2002年製作の映画)

4.0

いまさらちゃんと見た。
そもそもの話が面白いからなぁ。
個人的には入水自殺するその動きも見たかった。

【一番好きなシーン】
カップ麺に投げ込まれる靴

トポロジー・オブ・セイレーン(2021年製作の映画)

4.5

おもしろかったー。

『アンダー・ザ・シルバーレイク』のようであり『MEMORIA』のようでもあり、『トレンケ・ラウケン』や『オステンデ』のようでもあり。ちょこーっとだけミゲル・ゴメスの『私たちの好き
>>続きを読む

さよならはスローボールで(2024年製作の映画)

4.0

『ハム・オン・ライ』に登場した変なサンドイッチ屋、モンティーズの看板がまた登場したりという楽しさも。

このオムネス・フィルムズの映画は監督が違ってもやっぱりどこか共通した空気があって、どの作品も徹底
>>続きを読む

ハッパーズ・コメット(2022年製作の映画)

3.9

『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』でもアケルマンの『一晩中』っぽさは感じたのだけれど、こっちはさらにそうだった。

コロナ禍のロックダウン中に2人のスタッフで作ったって言って、でやっぱそれ
>>続きを読む

クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント(2024年製作の映画)

3.8

やっぱりこの監督は、どこにも居場所を見つけられない人たちを撮りたいんだな、と思った。

後半また『ハム・オン・ライ』と同じような通過儀礼が描かれて、その仲間になろうとしたあの子が、「クリスマスプレゼン
>>続きを読む

ハム・オン・ライ(2019年製作の映画)

4.1

うわー変な映画。おもしれー。

監督は違うけど明確に『ノー・スリープ・ティル』と同じイズムを感じる。単純に、夜の街の風景を切り取るセンスや編集のリズム、静かな音の使い方とかもそうだけど、どちらも「何も
>>続きを読む

死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット(1993年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ予算上がった!
ブルース・キャンベルってほぼジム・キャリーだよな。

中盤まではシリーズお約束のノリだけど後半は普通に王道娯楽活劇になる。サム・ライミは2と3の間に『ダークマン』も撮ってる
>>続きを読む

ノー・スリープ・ティル(2024年製作の映画)

4.4

これは好きだー。
『台風クラブ』のように、ストームの前にソワソワする街を描きながら、ハレが来ずケのまま終わっていく。
まさに台風のように、中心は目のように空洞で何もなく、周縁をずーっとなぞり続けるよう
>>続きを読む

バーナード・チェックイン(2021年製作の映画)

3.5

面白かったけど、話がオチてないな、と思う。消化不良感。結局、何をしたい映画だったのか。

【一番好きなシーン】
壊れてる製氷機。氷集める女性。

おくびょう鳥が歌うほうへ(2024年製作の映画)

3.7

こういう語り口の映画って、あるよな。
現在軸がメインなんだけど、時系列が謎の回想が差し込まれ、他にアニメーションとか記録映像とかの違う質感の映像も差し込まれて、独白が乗っかる、みたいな。
どれって言わ
>>続きを読む

山中貞雄に捧げる漫画映画「鼠小僧次郎吉」(2023年製作の映画)

3.7

シルヴァン・ショメがジャック・タチの脚本をアニメーション映画化した『イリュージョニスト』に近い失敗作に感じる。

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.8

どんどん尺長くなるやん。

これだけ人類の遺構が残っているのだから誰か研究してみようと思ったりしなかったのか。まだまだお猿さんやな。そろそろ元の『猿の惑星』くらい賢くなってもいいんじゃないか。でも望遠
>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.2

シーザー三部作、完。
ありがとうシーザー。
最後までカッコよかった。

あ、AΩだ。言われてみれば『続』の核爆弾に付いてたけど、何だったのか結局その伏線は回収されないまま旧5部作は完結したよな。旧5部
>>続きを読む

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ面白い。シリーズで一番好きかも。しかしこのシリーズは絶対に悲劇的にならざるを得なくて辛い。猿と人間が戦争を起こす未来を免れられない運命だから。

『創世記』が『征服』の再解釈っぽかったので
>>続きを読む

グッドワン(2024年製作の映画)

4.2

ティーンエイジ女子映画に見せかけた、おじさん生き辛い映画でした。

主人公の若い女性は、おじさん二人の本人たちは無自覚なおじさん性を炙り出す批評的視線として真ん中に置かれていて、これ監督はどちらかとい
>>続きを読む

Shiva Baby シヴァ・ベイビー(2020年製作の映画)

3.6

ワンアイデア。葬式ゴタゴタもの。
まあありがちっちゃありがち。
分かるけど、
長編にするには工夫不足かな。
サスペンス調の音楽で
緊張感を演出したりするのが
ちょっと安直かなと。

【一番好きなシーン
>>続きを読む

PLANET OF THE APES 猿の惑星(2001年製作の映画)

3.8

評判の悪いティム・バートン版。
でも全部の技術が上がってるから映像としては今のところもちろん一番見てて楽しいよ。むしろこの後のシリーズでは猿がモーションキャプチャーのCGになっちゃうわけで、昔ながら伝
>>続きを読む

最後の猿の惑星(1973年製作の映画)

3.7

でも3作かけて続の落とし前つけただけとも言えないか?笑 2作目で広げすぎた風呂敷を畳むための3作品だったとも言えるのでは。勝手に一人相撲とってるだけに見える。ここまでの展開を全て見越して2作目を作って>>続きを読む

猿の惑星・征服(1972年製作の映画)

4.0

あれ、シーザーって名前になった。マイロじゃなかったのか。何はともあれ、革命家・指導者シーザーの誕生だ。名演説。

話運びが雑だなぁと思うところもあれど、これは1以来の名作だと言えるんじゃないか。全伏線
>>続きを読む

新・猿の惑星(1971年製作の映画)

3.7

サーカスが出てくる映画に弱い。ある意味、後にティム・バートンがリメイクの監督をする伏線か。

前2作をフリにしたコメディのような前半から、なんか後半、東映のヤクザ映画みたいな雰囲気になる。ジェリー・ゴ
>>続きを読む

続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.5

一作目ほどの丁寧さがなくなった。予算も減ったんだろうか、書き割りがハリボテすぎてちょっとB級感出ちゃった。まあそれはそれで嫌いじゃないけど。

テッド・ポストの映画を見たのは初めてだ。途中までは古典的
>>続きを読む

猿の惑星(1968年製作の映画)

4.0

まあ当時の観客が羨ましいな。
『インターステラー』や『オデッセイ』の後の時代の観客からしたら、そりゃ地球じゃなきゃ辻褄合わんだろ、とは思ってしまうよね。何も自由の女神を見ずとも。なんで英語しゃべってん
>>続きを読む

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)

3.9

そりゃこの監督脚本コンビで、桐島聡の映画は絶対作らなきゃいけませんでしたよね。そちらも見たいと思っています。『爆弾犯の娘』も読まなきゃ。

2020年当時、政治家やネット上の有名人やらが言ってたことや
>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

4.3

いまさら見た。
映画史に残る名作であることに疑いはないけど、結末には物足りなさを感じた。解釈が開きすぎててモヤモヤする。

『アンダー・ザ・シルバーレイク』がめちゃくちゃ『裏窓』オマージュに溢れていた
>>続きを読む

オステンデ(2011年製作の映画)

4.3

おもしれー!

これはかなり直接的に『トレンケ・ラウケン』へと繋がる作品。

リゾート映画、バカンス映画でもある。そしてノワール的。でもとてもほのか。マギー・ギレンホールの『ロスト・ドーター』とか少し
>>続きを読む

詩人たちはフアナ・ビニョッシに会いに行く(2019年製作の映画)

4.7

感動。

こんなにも現代の映画作家が何をしたらいいのかを明確に表してくれている映画は他にそうないんじゃないか、という気がする。

素晴らしい。

キアロスタミの『そして人生はつづく』『風が吹くまま』と
>>続きを読む

ドッグ・レディ(2015年製作の映画)

4.4

主人公は一言もしゃべらない。
表情も変わらない。
どうしてこういう生活をしているのかも描かれない。
ただ淡々と[社会]の外側で生きる一人の女性の日常を描く。

思い出したのは、『ノマドランド』、『はじ
>>続きを読む