ブラックユーモアホフマンさんの映画レビュー・感想・評価

ブラックユーモアホフマン

ブラックユーモアホフマン

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

4.8

人を信じろ。
そのために、
インターネットばかり見るのをやめて、外に出て、体を使って、リスクを冒して、犠牲を払うことを厭うな。
という熱くシンプルだけど今の世の中に本当に大事なメッセージがストレートに
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心中天網島(1969年製作の映画)

4.3

ああ面白いですねえ〜。

まず始まり方からしてメタもメタ。
松竹ヌーヴェルヴァーグ的なこういうノリ、どちらかというと嫌いなんですけど、今回はあんまやらしすぎない感じがして素直に楽しめた。長くないのもい
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ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

4.6

ようやく見た。
なんなんだこの映画……
普通に名作だよね、みたいに扱われてる雰囲気が意味わからない。めちゃくちゃ変な話だし、めちゃくちゃヤバい映画じゃん。

『エスター』みたいな。あとコナン君。
見た
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アルプス(2011年製作の映画)

4.1

よく分かんないけど面白かったですねー。

体力復活。ちゃんと見れた。

『憐れみの3章』に直結するような映画でした。そういえば『憐れみの3章』も思い返してみるとランティモス印の魚眼とかは控えめだった気
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キネッタ(2005年製作の映画)

-

体力不足につき大爆睡。
多分ただでさえ、ちゃんと見ててもワケ分からん映画なのに、ウトウトしながら飛び飛びでしかみ見れなかったからより一層ワケ分からんかった。
そこまでの過程を見てないからラストシーンに
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片思い世界(2025年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

基本的には楽しんだ。けど一点だけ許せないところがあった。
伊島空さんが演じた殺人犯の描き方。

言ってみれば本作、坂元裕二なりの『ルックバック』みたいなところが、書いたご本人が意識していたかどうかは分
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サンダーボルツ*(2024年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ヒーロー映画でこんなに正面から躁鬱病を扱ってるのなんて初めてなんじゃないか。

冒頭から既にエレーナがうつ状態で、死にたくても簡単に死ねないし仕事ばかりで友達もいないし刺激もないっていう特殊能力を持っ
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エリ・エリ・レマ・サバクタニ(2005年製作の映画)

4.1

ようやく見れた。劇場で見てよかった。

変な話。
ようやく青山真治監督作品らしさを感じ取れるようになってきた感じがする。

砂漠のような場所から始まるのでタイトルはそのダジャレみたいなところもあるのか
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なんくるムービー あじまぁのウタ 上原知子―天上の歌声(2002年製作の映画)

3.9

『こおろぎ』で唐突に沖縄の人が歌うライブがリビングで始まるシーンの謎が少し解けた。

ワンカット目から『書かれた顔』を思い出していたので、化粧する顔を鏡越しに撮るシーンが出てきたところで、やはり、と思
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AA 音楽批評家:間章(2005年製作の映画)

4.0

何か変な話だけど、自分もいつか死ぬんだな、ってことを久しぶりに改めて感じさせられた映画だった。

大人になると子供の頃みたいに、死ぬの怖いなとか、いずれ自分も死ぬんだな、どう死ぬんだろうな、痛いのは嫌
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ジガルタンダ・ダブルX(2023年製作の映画)

3.7

『地獄でなぜ悪い』からの『イングロリアス・バスターズ』的な?

しかし映画作り映画としては一作目『ジガルタンダ』の方がよっぽどいい。本作の主人公は映画制作素人だから、映画作りについての映画にはなってい
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ジガルタンダ(2014年製作の映画)

4.8

めちゃくちゃ面白かった。
正直、昨年話題になっていた続編?のダブルXよりも好きだった。

とにかくメインキャラを演じる役者の顔が全員素晴らしい。そしてヤクザという世の中のルールには従わない人たちに対し
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カッティ 刃物と水道管(2014年製作の映画)

4.0

社会派アクション。
農村部の地元民たちが都会に立つ高層ビルの外資系企業に搾取されているという現実をエンタメに昇華している。

本気さは十分伝わるけど、雑なところは雑、大雑把なところは大雑把。インド映画
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