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プリズナーズ・オブ・ゴーストランドのNEOakiradjのレビュー・感想・評価

5.0
狂暴かつ強烈! 悪こそ正義!
時代の寵児であり、常に自身の最高作を更新し続ける園子温監督がハリウッドに殴り込み! 『愛のむきだし』(08)、『冷たい熱帯魚』(10)、『ヒミズ』(11)、『新宿スワン』(15)と次々に話題作を世に送り出してきた園子温監督。2019年に心筋梗塞で倒れるも復活、本作でハリウッドデビューを果たす。
主演に迎えるのはアカデミー賞をはじめ、数々の主演男優賞を獲得し、現在も八面六臂の活躍を続ける怪優ニコラス・ケイジ! アルコール依存症、FBIエージェント、怒り狂う父親と幅広く演じてきたニコラス・ケイジだが、本作では悪人でありながらも市井の人々のために立ち上がるヒーローを演じる。脇を固めるのは『キングスマン』(14/マシュー・ボーン監督)のソフィア・ブテラ、『悪魔のいけにえ2』(86/トビー・フーバー監督)はじめホラー界の伝説 ビル・モーズリー、監督としても活躍するニック・カサヴェテス。ハリウッドのさまざまなジャンルで活躍する俳優たちが集結! また、園子温監督作品常連で日米で活躍するサムライ俳優TAK∴(坂口拓)、園監督が発掘し、「愛なき森で叫べ」(19/Netflix配信)でデビューした新星女優・中屋柚香のほか、『TOKYO TRIBE』(14)で主演を務めたYOUNG DAIS、園子温監督作品出演経験のある古藤ロレナ、縄田カノン、日本映画界に欠かせない俳優・渡辺哲、個性派俳優として存在感を放つ栗原類、話題作への出演が続く注目の子役・潤浩など、日本人キャストも個性派揃い。さらに、『グレイテスト・ショーマン』(17/マイケル・グレイシー監督)など数々の有名映画音楽を手掛けてきたジョセフ・トラパニーズが、時に不気味に、時に神々しく、映画世界に彩りを添える。
フェリーニ、ホドロフスキーに通じる悪夢的世界、マカロニウェスタン、チャンバラ、SF……ジャンルを横断する「フィクションならではの楽しみ」が映画から溢れ出る! 不可能に挑戦し続ける、狂暴かつ強烈なふたつの才能の、奇跡的な融合から生まれた痛快エンターテインメントがここに誕生した。
鬼才・園子温監督 ハリウッドデビュー×主演 ニコラス・ケイジ!
狂暴かつ鮮烈なふたつの才能の、奇跡的融合から生まれた痛快エンターテインメント!
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