まぁや

友だちの友だちのまぁやのレビュー・感想・評価

友だちの友だち(2020年製作の映画)
3.3
myFFF2021
絵本のようなフレンチカラーの賑やかな色合いと人物の絵。色が溶け合ったり、抽象的な形になったり、アニメでしか表現できない心象風景を堪能できた。
なんだか不思議な感覚が残るし、意味もよくわからないので、日をまたいで合計3回も見てしまった。見るたびに、、なんだか面白い。それだけギュっと凝縮されているのだと思う。絵と内容のギャップに面食らう。恋人、同性からのレイプ未遂、恋人の妊娠、ためらい。本当の気持ちに気づいたということ。13分の中にこれだけのモチーフが詰め込まれているのだが、主人公の心の移り変わりが自然に伝わってくる。過去、現在、目まぐるしく映像は動くが、彼の気持ちはきちんと中心に据えられていた。監禁したのは、、主人公君にとって整理しがたい気持ちが芽生えたからじゃないかな。だから混乱⇒監禁に繋がったのだと思う。彼女のことを大切に思ってるけれど「愛してない」に気づいちゃったんだろうな。彼女との会話はオシャレだけど空虚さを感じた。監禁された男、友だちの友だちとの会話は感情が爆発するみたいに激しく心を刺激する。その対比がすべてを物語ってるよね。

自分のことであっても、、よくわからない。本当の気持ちに気づけたら、それは小さな原石なんだと思う。

オープニングの隕石? 宇宙人?
どういう意図だろう。。
誰か解説してくれないかな。
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