テイラー・シェリダン監督最新作
少年を守るアンジェリーナ・ジョリーに暗殺者と山火事が同時に襲いかかってくるというハードモードな舞台措置が面白い。
テイラー・シェリダン特有の乾いたバイオレンス描写は今作でも健在。
中盤で『ボーダーライン ソルジャーズデイ』、『ウインドリバー』に匹敵するレベルのドチャクソに渋い銃撃戦が見られて良かった。
弾を込める時間で緊張感が最大限まで高められた末に発射された瞬間のカタルシスが半端ない。
こういう描写が一つ入ってるだけで映画全体のクオリティがグッと引き上げられる。
フィルモグラフィの中でも純粋にエンタメ度が高い作品でした。