予知夢って信じてくれる人少なすぎて草。
八日目に僕は死ぬ。
夢の中で主人公は大きな窓がある建物の中にいて、そこからは一面の麦畑が見える。麦畑にはパーカーの男がいて、ドレスの女の腹部を刺し、頬を切り裂いた。
翌日、その夢の通りに殺された女の死体が発見された。主人公は予知夢を見たと思い、友人の義兄の刑事に相談するが、服用している薬のせいだろうと相手にしてもらえない。だがその日の夜、主人公はまた殺人の夢を見た。
冒頭に八日目に死ぬっていうから、八日目に死ぬんだーって受け入れたけど、なんで八日目に死ぬってわかったのかは最後までわからなかった。
主人公は殺人の夢を見て、その通りに殺人が起きてる！って気づいて、連続殺人に首を突っ込む。それを八日にかけて追っていくだけの映画。
うーん、よくあるやつ……。
一日目から順番に進んでくのかなぁと思いきや、間にちょくちょく五日目を挟んでいくスタイルも謎だ。意味深な感じを出したかったんだろうけど、分かりづらさしかないよね。
あと八日って案外長いわ。登場人物は、主人公、婚約者、親友、刑事、犯人とかなり少ないので、目新しさも少ない。
これといって予想外の展開があるわけでもなく、淡々と話が進んでいく。
これなら五日くらいでよかったんじゃないかな。
ジャケットはホラー色が強かったわけだが、そもそもさほど猟奇殺人でもないし、ジャケットの女なんて一瞬も出てこない。ジャケット詐欺ですね。イメージ映像にもほどがある。
サイコホラーってよりは、サスペンスなのかなぁ。サスペンスにしては設定がザルで終わり方も大概なので、ホラーと言わざるを得ないのかもしれない。
関係ないけど、走って逃げるシーンで、カメラ持って自撮りなのかな？って揺れる顔のアップが続いたのには笑ってしまった。疾走感なんてなかった。
